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ATi NVIDIAに差をつけグラフィックスシェア第2位に

  Q3におけるグラフィックス市場全体のシェアは、Q2に比べNVIDIAが8%減らした一方でATiが4%伸ばし、27%でATiが第2位、NVIDIAは15%で第3位となったようだ。首位は引き続きIntelで、39%のシェアを獲得しているという。このうちスタンドアロンチップの分野ではATiが50%から59%、NVIDIAが46%から37%となり、NVIDIAは昨年のQ3に対し17%の減少にもなる。スタンドアロンの中でもモバイル向けを見ると、ATiが72%、NVIDIAが22%、その他VIAやSiSとなるようだ。

  統合グラフィックスはIntelが、モバイル向けの61%及びデスクトップ向けの64%を占める。ATiはそれぞれ26%及び2%、NVIDIAはデスクトップ向けで2%だったという。なお、ハイエンド市場においてはNVIDIAが64%のシェアを獲得しての首位とされている。NVIDIAがシェアを低下させた原因の一つにはGeForce 6600ファミリーなど普及価格向けの新製品がまだ出始めだったことが考えられ、これらが本格的に出荷されるQ4には巻き返しが見られる可能性もありそうだ。
Source: The Register
October 29, 2004


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