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Intel 2005年中盤にメインストリーム向けデュアルコア製品群を計画

  Intelは22日にPentium 4とCeleron D、及びCeleronプロセッサのプライスカットを実施する。値下げはLGA775とSocket 478版製品がともに対象で、Pentium 4 560 3.60GHzは現在の$637から$417となる見通し。533MHz FSBをサポートし256KB L2を持つCeleron Dでは2.8GHz製品が$103、2.66GHzが$83、2.4GHzが$69となる。Intelではその後、9月中にもPentium 4及びCeleron DのNX対応版チップが出荷する予定。ただし、実装はLGA775版製品のみとなるようだ。9月の後半には2.93GHz動作のCeleron D 340/Jが、$117ほどの価格でLGA775及びSocket 478向けにリリースされると見られている。

  1066MHz FSBをサポートするPentium 4 Extreme Edition 3.46GHzは10月中盤のリリース予定。チップは2MBのキャッシュを実装し、LGA775パッケージを採用する。その後のQ4中には、NXに対応した3.74GHz動作のExtreme Edition製品が投入されるという。また、これらに対応した925XE Expressチップセットもリリースされる。Intelでは2005年Q2に800MHz及び1066MHz FSBを用いた4GHz P4EEを投入、同時期に予定しているGrenwoodチップセットとともにワークステーション向けラインとして販売していく計画のようだ。

  Prescottコアを用いたPentium 4 570 3.80GHzはQ4のリリース、4GHz動作の580チップは2005年Q1の予定へと後退した。EM64Tに対応するサーバー向け製品も同様に延期され、570FがQ4、580Fが2005年Q1のリリースとなっている。

  これらに続く製品として、Intelは2005年中盤に"Smithfield"と呼ばれるデュアルコアチップを投入する計画と伝えられている。Smithfieldはパフォーマンス及びメインストリーム向けに合計3種類が用意されるようで、ともに90nmプロセスにより製造、LGA775に対応するという。SmithfieldがNetBurstコアベースなのか、またTejasに実装される計画だった8個の新命令がサポートされるのかは不明。製品は、2005年Q2に投入予定のLakeport及びGrenwoodチップセットによりサポートされると見られている。

  このほか、4-way構成に対応するバリュー向けプロセッサ、Cranfordは、これまでの予定通り2005年Q1の登場とされているようだ。CranfordはTwin Cahtleチップセットを使用し、3.66GHzでの登場になると言われている。その後Q2中に、IntelはPotomacを投入する予定。Potomacは1MB L2と8MB L3キャッシュを実装、Twin CastleはデュアルFSBやDDR2-400メモリ、PCI Expressなどをサポートする。


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