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ATi 2005年に90nmプロセスを採用へ

  Radeon X300チップで初めて0.11μプロセスを採用したATiは、既に2005年中に90nmプロセスへと移行する計画を検討しているようだ。Radeon X300はRV370コアをベースにしたバリュー向け製品で、チップはLow-kこそ採用しないもののTSMCによる0.11μプロセスにより量産が開始されている。ATiでは0.11μプロセスチップが良好であると言っているほか、X300はLow-kを用いた0.13μプロセスを採用しているX600と比べ小型で、製造コストがある程度削減されているものと見られている。

  90nmプロセスチップに関する具体的な内容は不明とされるが、プロセス移行が順調に進められれば、2005年中に90nmプロセスを用いたグラフィックス製品が登場する可能性があるようだ。


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