Septor.net
The resource for computer news

Advertisement


Site Navi
Home

News Archive index

News Archive

News Archive
AMD Socket 939版のバリュー向け製品を投入へ

  AMDは低価格プロセッサ製品群に手を加え、新たなバリュー向け製品でDuronを置き換えたい考えのようだ。プロセッサは32-bit環境までをサポートするもので、Socket A、Socket 754と、Socket 939対応版が用意されるという。チップはNo Execute (NX)保護機能を搭載し、Sokcet 939版ではデュアルチャネルメモリもサポートすると言われている。AMDではParisコアベースのSocket 754版Athlon XPをQ3に投入する計画としていたが、Q4中にはバリュークラスを対象としたSocket 939版製品も投入され、最終的にはSocket 939への移行が進められることになるようだ。

  またAMDでは、これらバリュー向け製品群において、Intelのものと類似のモデルナンバーを導入する方針と伝えられている。AMDはParisコアをベースとしたSocket 754対応のモデル320をQ3に投入、Q4中には754-pinのモデル350と989-pin版のモデル340、2005年Q2にはSocket 939版のモデル370を計画しているという。Q3中にはBartonコアベースのSocket A製品群にもモデルナンバーが適用されるようで、既存のXP 3200+がモデル320、3000+がモデル300となり、以下モデル280、270、260が用意されると言われている。

  このほか、Athlon 64 FX-55や4000+を超えるAthlon 64製品では104W/80Aの供給能力が求められると記されているようだ。この場合のコア電圧は既存製品の1.5Vよりも低い1.3Vと考えられており、Intel同様90nmコアでは消費電力が増加する可能性もあるという。今のところ、FX-55は2004年末ごろ、さらに後継となるFX-57が2005年Q2の登場と見られている。
Source: AnandTech
May 20, 2004


© 2002-2004 Septor.net
About Septor.net