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Intel Pentium MベースのマルチコアXeonを計画

  Intelは、Pentium Mアーキテクチャをベースとした低電力なマルチコアXeon MPプロセッサの計画を進めているようだ。このプロセッサは"Whitefield"と呼ばれており、4個のBaniasコアと共有L2キャッシュを実装、65nmプロセスにより製造され、2005年から2006年の登場が見込まれているという。

  Whitefieldの設計は、一つのダイ上に複数の実行コアを実装するのではなく、複数のダイをパッケージに収めるマルチチップモジュールを採用すると言われている。各チップはおそらく一つの実行コアを持つものと見られているようだ。これらの実行コアがHyper-Threadingのようなマルチスレッドをサポートするのかは不明。IntelはWhitefieldとほぼ同時期にデュアルコア版Xeon MPのTulsaを計画しており、Whitefieldは低消費電力で多数のタスクをこなすウェブサーバーなどに向けた製品になると考えられている。

  一方、EM64に対応する最初の製品群は、8月1日に登場することになるようだ。Intelはユニプロセッサ構成向けとしてEM64対応Pentium 4も投入する予定で、これらは3.20GHzと3.40GHz、及び3.60GHzが用意されるという。価格はそれぞれ$279、$415、$640付近とされ、8月22日には3.40GHzが$279、3.60GHzが$418にまで値下げされると言われている。なお、次回のプライスカットは5月30日に設定されており、6月27日にはXeonプロセッサの新製品が追加されるという。

  このほか、デュアルコア構成の次期Itanium 2、Montecitoは、2005年Q3に計画されているようだ。同時期には低価格のDP対応版及び低消費電力版にあたるMillington 400/533MHz FSB製品が用意されると見られている。Madisonに関しては今後、1.7GHzの製品がQ3、また動作クロックは同じで9MB L3を搭載したMadison 9MがQ4に登場する見込みだという。また、最初の533MHz FSB対応Itanium 2はQ4中に予定されているようだ。


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