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低電力版Mobile Athlon 64はOdessaの前倒し投入品?

  AMDは、当初90nmプロセスを用いて製造する最初のモバイル向け製品として計画していたOdessaを、現行の130nmプロセスを用いて前倒しで投入したようだと伝えられている。AMDでは先日投入した低電力版モバイルAthlon 64に関し、これが駆動電圧と動作クロックを引き下げた、Odessaコアによるものだと述べているという。低電力版モバイルAthlon 64は512KB L2キャッシュを搭載し、2800+は1.8GHz、2700+は1.6GHzで動作する。コア電圧はClawHammerの1.4Vから1.2Vに引き下げられ、TDPは35Wに抑えられた。

  Odessaコアは元々、SOIを用いた90nmプロセスで製造され、2004年の後半に予定されていたもの。AMDでは、需要や技術移行の面を反映してロードマップを改定しているという。また、従来予定されていたOdessaに当たる90nmコアも順調に計画が進行しているとされ、こちらは新たな名称でロードマップに加えられると言われているようだ。なお、今のところOdessaの後継としてはOakvilleコアが、2005年上半期中の予定とされている。


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