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AMD Socket939製品のモデルナンバーを改定

  AMDはSocket 939用Athlon 64のモデルナンバーを変更したほか、Socket 754用にバリュー向け製品を追加するようだ。現時点において、AMDは5月中にSocket 939版のAthlon 64及びAthlon 64 FXを投入する予定。このうち、これまでAthlon 64 3400+と呼ばれていた2.2GHz製品がAthlon 64 3500+、3700+とされていた2.4GHz製品がAthlon 64 3800+に変更されたという。Socket 939版製品はデュアルチャネルメモリや1GHz HyperTransport FSBに対応する見込みで、これらによる性能向上からモデルナンバーが改定されたものと見られる。

  AMDではまた、近いうちにSocket 754版のAthlon 64 2800+をリリースする。チップは512KB L2キャッシュを搭載して1.8GHzで動作するもので、低価格向け製品が拡充されることになる。後に投入されるSocket 754版Athlon XPは、現時点で2800+から3200+までが計画されているようだ。Athlon XPは64-bitモードが省略され、キャッシュが256KBに縮小される。

  なお、AMDは将来の製品でSSE3をサポートする方針を示しているが、実際にどの製品でこれが実装されるのかは明らかにされていない。

 3月Q2Q3Q4Q1 '05 -
Socket 940FX-53
2.4GHz, 1MB
----
Socket 939-FX-53
2.4GHz, 1MB, 5月リリース

3800+, 3500+
2.4-2.2GHz, 512KB, 5月リリース
--FX-55
2.6GHz, 1MB, リリース: ?

4200+
2.8GHz, H1リリース

4000+
2.6GHz, Q1リリース
Socket 7542800+
1.8GHz, 512KB
3700+
2.4GHz, 1MB, 4月リリース
Athlon XP 2800+
256KB
3000+
256KB
3200+
256KB, Q1リリース
Source: AnandTech
March 5, 2004


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