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Intel 複数コアのXeonプロセッサを投入へ

  Intelは、デュアルコア構成となるItanium 2 Montecitoの後継、Tanglewoodが複数のプロセッサコアを持つマルチコア構成になることを明らかにした。また、デュアルコア版Xeonプロセッサの計画を披露し、さらにデスクトップやモバイル向けプロセッサについても、将来には複数コアを搭載する手法を用いるだろうという見解を述べた。

  デュアルコア版となる最初のXeonプロセッサはコードネームで"Tulsa"と呼ばれ、2004年Q4に予定されている次期Xeon MP、Potomacの後継となる見込み。TulsaはHyperThreadingテクノロジもサポートすることで、少なくとも4スレッドを同時に実行できると見られる。製品のリリース時期についてはこれから2、3年後になると言われており、2006年ごろの登場になりそうだ。

  Itanium 2のデュアルコア版であるMontecitoは2005年の投入が予定されており、マルチコア構成となるTanglewoodは2006年から2007年の登場とされている。Montecitoでは構成するトランジスタ数が10億個を超え、パフォーマンスについてはMadisonの2から3倍になると言われている。その後継となるTanglewoodでは、Madisonと比較して最低でも7倍の処理能力を持たせるつもりであるという。
September 17, 2003



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