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Banias, Calexico Pricing

  Intelは2003年Q1中に低電圧版Banias 1.1GHzと、超低電圧版Banias 900MHzを投入する計画であるようだ。また、携帯性重視のセグメントにMontara GTチップセットを2003年下半期、バニュー向けチップセットとしてMontara GMLをQ1中に投入するという。

  IntelではBaniasの投入に合わせ、802.11a/b無線LANに対応するCalexico miniPCIアダプタも投入する。Calexicoは単体価格がデュアルバンド対応製品で$69、802.11bのみに対応する製品では$46になるとされるが、Baniasプロセッサとのセットでは大幅な割引が適用されるようで、価格はそれぞれ以下のようになると言われている。なお、Calexicoアダプタの価格は4月にそれぞれ$67/$45、7月には$65/$45、10月には$63/$44ほどになるようだ。

Dothan投入時価格802.11b Kit802.11a/b Kit
1.80GHz$637 (Q4 '03)$657$672
Banias投入時価格802.11b Kit802.11a/b Kit
1.70GHz$637 (H2 '03)$657$672
1.60GHz$637$657$672
1.50GHz$423$443$458
1.40GHz$294$314$329
1.30GHz$209$229$244

  このほか、Intelでは1月にモバイルCeleron 2GHzを$149で投入、現行製品のプライスカットを実施し1.8GHzを$134、1.7GHzを$112に引き下げると見られている。また同時期にはモバイルCeleron 866MHz LVが$134、800MHz ULVが$144でリリースされるようだ。

  またPentium 4-Mは2.60GHzの製品がQ3中までに投入され、年末までに3.06GHzがリリースされる見込みであるという。この3.06GHzチップは533MHz FSBに対応するが、HyperThreadingが有効になるかは不明とされている。なお、IntelではモバイルPCの全セグメントをBaniasおよびDothanへと移行させる計画であり、Pentium III-Mは2003年半ば、Pentium 4-Mは2004年中のどこかのタイミングで姿を消すことになるようだ。
Source: The Inquirer
October 25, 2002



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